体外受精で結果が出ない場合: 希望をもつ3つの理由

に Sergio

01.21.2022

 FIV réciproque

体外受精治療のプロセスは、これまでに多くの女性が乗り越えてきたチャレンジです。 感情的、身体的そして経済的にも負担がかかり、パートナーシップに影響を与えることも。 そして、治療をしても必ず結果が出るとは限らないものです。 朗報は、一見とても難しいケースであっても、自然周期体外受精によりもたらされる3つの希望があります。

理由1 改善しつづける成功率

体外受精の成功率は、年々上昇しています。新たな不妊の原因、例えば男性不妊、骨盤内や卵管の異常や年齢などがあったり、月経周期が不規則な場合でもお子様を持つことが可能です。 専門家が、「原因不明」という余地が段々となくなってきています。

理由2 体外受精で陰性結果であっても、6人に1人が出産している事実

1回もしくはそれ以上、体外受精で陰性結果がでた場合も、自然周期体外受精は効果的な治療法です。 スコットランドのアバディーン大学は、17%、つまり従来の体外受精で結果が出なかった女性の6人に1人が、その治療から5年以内に治療なしで出産しているという研究結果を出しています。

理由3 多くの女性の希望の光となる自然周期体外受精

. 45歳以下で卵巣機能が低めもしくはとても低い場合、子宮内膜症やその他の不妊の原因がある場合、この治療法のメリットについてぜひ情報をご覧下さい。 医学の進歩により、ミニIVFや低刺激体外受精と呼ばれる治療は、卵子提供に代わる効果的な治療法です。患者様ご自身の卵子で治療をする最後のチャンスとなります。 必要のないお薬を使わないことで、子宮と子宮内膜はより健康な状態で着床しやすい環境になっています。 低刺激体外受精は、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスクも少なく、人工的な刺激を行うことで起こる、危険な副作用の1つです。 卵子提供に代わる治療として、低刺激体外受精をご検討される前に、どうぞ専門チームへご相談下さい。

“体外受精で結果が出ない場合は? “

• 専門家のサポートを受けましょう。 結果が出なかったことは、あなたのせいではなく、妊活というプロジェクトの中の1つの壁として受け止めましょう。信頼できるご家族、ご友人などのサポートを得て、気分転換をしましょう。
• 気分転換が出来たら、専門家と今後のステップやオプションをご相談下さい。45歳以下の患者さまの場合、自然周期体外受精はそのオプションの1つです。
• ご自身の健康とウェルビーイングをいつでも最優先に
•パートナーがいらっしゃる場合には、できる限りオープンなコミュニケーションを

一番大切なこと

これまでにも多くの患者様のサポートをさせていただきましたが、希望を持ち続けることはとても大切です。日進月歩で、生殖補助医療は進化していきます。昨日不可能だったことが、今日は可能になるそんな世界です。そして、とにかく一番大切なのはご自身を大切にすることです。

ニチケ・マルクス医師

自然周期生殖補助医療の専門家

“ドイツ生まれのニチケ医師は、ヨーロッパで自然周期そして低刺激周期治療のパイオニアです。

公認の産婦人科医/生殖分泌学及び生殖補助医療の専門医で、フランス、スペイン、スイス、ドイツ、アメリカそして日本など、世界中の著名な大学病院や生殖補助医療クリニックでのトレーニングを受けています。

2009年から2010年にかけて、ベルンのSnselspitalにてマイケル・ヴォン・ウォルフ医師の元でトレーニングを受け、自然周期体外受精の現場にて大切な役割を担いました。

東京の加藤修医師や、ニューヨークのジョン・ジャン医師を含む体外受精の専門家の元でのトレーニングを経て、従来の体外受精では結果が出ない低卵巣予備能の患者様において、自然周期や低刺激周期での治療をどのように導入していくことができるのかについて検討してきました”

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