“生殖補助医療中の気持ちのアップダウン “

に Sergio

01.19.2022

治療の陰性結果がでたとき、励ましの言葉をかけてくれる家族や友人のコメントで余計に傷付いてしまうこともあります。そしてこのプロセスを繰り返すと、だんだん気持ちもブルーになってしまいます。 ご自身の気持ちを理解することが難しかったり、その気持ちを誰かに共有するとなるとますます難しいこともあるでしょう。

現在、妊娠するときに何らかの困難に遭遇する女性は、5人に1人と言われています。

この記事を見つけて読んでくださることで、妊活をより快適に後悔のないように過ごすために大切な3つのことをご理解いただけるでしょう。 1. 情報収集 2. 感情を共有すること 3. 専門家のサポートを受ける この3つが挙げられます。

感情のアップダウンがあることは自然なこと

人工授精、体外受精、卵子提供など、治療の種類に関係なく、多くの女性が気持ちのアップダウンを感じていて、それは、期待、フラストレーションそして不安などが入り混じったものです。これはとても自然なことで、これまでにも多くの患者様をサポートしてきました。 治療中、孤独感を感じてしまう場合には、1人ではないことを思い出してください。 信頼できる人に共有することで気が楽になったり、経験のある専門家に任せていることで安心できるのではないでしょうか。

1.そのジャーニーを誰と進んでいくのかはご自身が決めること

ご自身の人生、パートナーの有無などをご決断されるように、生殖補助医療のクリニックもご自身のご希望やフィーリングに合うところを選びましょう。 治療の成功率、治療方法、これまでの経験や設備について質問してみましょう。そしてその国の法律や、待ち時間や治療費用(お見積りに含まれない費用など)も必ず事前に確認しましょう。 また、クリニックやスタッフの雰囲気なども、心地よいものか、サポート体制はどうなっているかもとても大切です。

2. パートナーとのコミュニケーション

パートナーがいらっしゃる場合には、できる限りオープンなコミュニケーションを心掛けましょう。お2人にとって、チャレンジングで感情の起伏を伴うプロセスです。それぞれ受け止め方が異なることも多いですので、これまで以上にお互いを思いやり、愛情を注ぎ、相手を受け入れることが大切です。

3. 求めていないアドバイスは聞き流して

ご家族や友人のサポートはとてもありがたいものです。しかし、場合によってはアドバイスを求めていないのに、されてしまったり、聞きたくない誰かの体験談をシェアされてしまったり。無理にお話しを聞く必要はなく、ご自身の心と身体のウェルビーイングを優先し、お付き合いをする人やタイミングを選んでいいのです。

4. 専門家を信頼しましょう

信頼できる家族や友人などのサポートはとても大切ですが、時にはそこ以外の第三者を信頼することで安心できることもあります。 パートナーと一緒に治療をされている場合、パートナーはパートナーでご自身の気持ちに向き合うジャーニーにいらっしゃるため、ニュートラルでプロフェッショナルな意見を聞くことができる専門家が心強いサポーターとなります。 生殖補助医療の専門家は、これまでにたくさんの治療ケースをサポートしていて、あなたが必要な解決法を知っています。NatuVitroでは、これまでに何千もの患者様をサポートしてきた、コーチやカウンセラーが、前向きな気持ちをキープすること、不安を解消、パートナーシップのお悩み、悲しみや痛みを和らげるサポートをしています。最良のチームは、結果を出せる医学と、感情面でのサポートを備えていること。このチームにより、患者様のジャーニーが、より自然でポジティブであることをお約束します。

とても難しいと感じることもあるかもしれませんが、流れに身を任せることも大切です。

体外受精、卵子提供や卵子保存、どの治療であっても、多くの場合気持ちのアップダウンを伴うジャーニーです。 けれど、ここを乗り越えたら―多くの女性がすでに乗り越えたように―乗り越えてよかった! と思える未来がきっと待っているはずです。

ニチケ・マルクス医師

自然周期生殖補助医療の専門家

“ドイツ生まれのニチケ医師は、ヨーロッパで自然周期そして低刺激周期治療のパイオニアです。

公認の産婦人科医/生殖分泌学及び生殖補助医療の専門医で、フランス、スペイン、スイス、ドイツ、アメリカそして日本など、世界中の著名な大学病院や生殖補助医療クリニックでのトレーニングを受けています。

2009年から2010年にかけて、ベルンのSnselspitalにてマイケル・ヴォン・ウォルフ医師の元でトレーニングを受け、自然周期体外受精の現場にて大切な役割を担いました。

東京の加藤修医師や、ニューヨークのジョン・ジャン医師を含む体外受精の専門家の元でのトレーニングを経て、従来の体外受精では結果が出ない低卵巣予備能の患者様において、自然周期や低刺激周期での治療をどのように導入していくことができるのかについて検討してきました”

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