よくあるご質問

よくあるご質問

どのような場合に、体外受精が必要ですか?
すべての体外受精のプロセスはユニークで患者様ごとに異なります。男女のカップルで、これまでに生殖補助医療治療のご経験がない場合は、専門医を受診する前に、少なくとも1年は自然な方法で妊娠を試みることがお勧めされます。しかし、低卵巣予備能、子宮内膜症や癌などが診断されている場合には、早急に生殖補助医療専門医を受診されることをお勧めします。
お住まいの国ではなくスペインで治療をする理由
アクセスのしやすさや快適な気候というだけでなく、スペインの法律は数に制限なく胚盤胞を培養することや凍結することが可能で、これらは低卵巣予備能の患者様において満足のいく結果を叶えるためにとても大切な条件です。
私にはどの治療が適していますか?

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治療のための生殖ホルモンのリスクは?
生殖補助医療は通常安全なものです。しかしながら、従来の体外受精のように大量のホルモン剤を使用する場合、そのリスクは軽い不快感から重篤なものまで及ぶことがあります。 ホルモン剤に関連するよくあるリスクは、多胎妊娠(人工授精において)や、多胎出産(双生児もしくはそれ以上)そして卵巣過剰刺激症候群(OHSS)です。 当院のゴールは、妊娠を望む患者様が、できる限り自然な方法で妊娠できるよう、最先端のテクノロジーと医学に基づいた治療法によりサポートすることです。 不必要なお薬や侵襲的な治療法、そして強いホルモン剤の使用を控えることで、より健康的な子宮環境そして母子の健康をリスペクトしています。
体外受精の注射は痛いですか?
患者様により異なります。注射をするときのわずかな痛みだけを感じる方もいらっしゃれば、とても痛く不安な気持ちを抱いてしまう方もいらっしゃいます。従来の治療に比べ、当院の治療プランは注射の数も少ないです。
凍結胚での妊娠の可能性はどのくらいですか?
35歳以下の患者様の場合は、1回の凍結胚移植につき60%ほどの成功率です。 38歳以上の女性の場合、成功率はこれよりも減少します。 正確な成功率は年齢そして患者様により異なります。
凍結胚移植はどのように行われますか?
移植を受ける患者様の子宮内膜を整え、最適な状態であることを確認します。快適でリラックスできる雰囲気の当院の移植のお部屋にて、優しく大切に女性の子宮へ移植されます。麻酔の必要はありません。
自分の卵子でなかなか妊娠しない場合のオプションは?

従来の生殖補助医療クリニックでは、すぐに卵子提供治療が勧められます。低卵巣予備能の女性が、ご自身の卵子を使用して治療をするための、本当の代替え治療として、当院の専門である低刺激体外受精をご提案しています。これまでに、従来の体外受精をされたものの妊娠されなかった場合は、どうぞ当院の専門医へ低刺激体外受精についてご相談されてみてください。 ご自身の卵子を用いて、低刺激体外受精を含むすべての治療をされ結果が出ない場合、卵子提供を伴う低刺激体外受精が、有効なオプションとなるでしょう。

治療は婚姻関係にあるカップルのみですか?
いいえ。母親になりたいというすべての女性に夢をかなえる権利があります。
NatuVitroは自然代替療法のクリニックですか?
いいえ。より自然なアプローチと最新の医学を融合し、患者様のサポートをしております。自然の叡智の恩恵を受け、できるだけ自然な方法で治療を行いつつ、最先端のテクノロジーや医学に基づいたアプローチで治療を進めております。

Ferti Freeze

FertiFreezeとは?
Feti Freezeは、妊孕性保存のための、卵子凍結プログラムで、現時点での患者様の健康で質の良い卵子を保管するためのものです。 採卵された卵子は、患者様がジャーニーをスタートするそのときまで、安全に当院にて保管されます。
卵子を凍結するメリットは?
なぜなら、将来年齢を重ねたあなたは、若いときのご自身の卵子にアクセスできるようになるから。 女性が年齢を重ねると、卵子の数と質は低下していきます。 このため、卵子凍結は、体内時計を「一時停止」することにより、将来あなたが必要となったとき、若い女性からの卵子提供を受けるのではなく、ご自身の卵子を用いることができるメリットがあります。
胚も凍結することができますか?
もちろんです。パートナーもしくは精子ドナーの精子と受精した胚を保存することができます。 胚の保存は、卵子のみを凍結する場合と同じプロセスですが、胚の場合はこれに胚盤胞までの培養と凍結のプロセスが加わります。
卵子凍結のためにNatuVitroを選ぶ理由は?
当院には、専門技術を受けた高い技術を持つ培養士がおり、卵子凍結においても長年の経験があります。 卵子凍結の際にカギとなるのは、卵子を凍結する培養士の技術と経験です。

NatuVitroでは、自然と医学のバランスを大切にしており、最先端の培養器、顕微鏡そして高い技術をもつ技術者により、患者様の卵子を。将来お使いになる際に健康な胚になるよう最高の状態で保存しています。

FertiFreezeはどのような人に適していますか?

以下の女性に適しています:

  • 18歳から35歳*の女性
  • 規則的な月経周期で生殖機能の問題がないもしくは軽度の方
  • 将来の妊娠の可能性をご自身で考えたい方
  • 勉強やキャリアに集中したい、もしくは今は妊娠・出産をするタイミングではないと考えている方
  • 最近癌と診断されたもしくは癌治療をスタートされた方 若年性卵巣機能不全と診断された方
  • 子宮内膜症と診断された方
  • ホルモン抑制、ホルモン療法、または性別適合手術を控えている場合
卵子凍結は将来の妊娠に影響しますか?

いいえ。採卵をすることにより、卵子がなくなったり、減ってしまうことはありません。 むしろ、自然な周期でなくなってしまう卵子を、レスキューするようなイメージです。

FertiFreezeにはどのくらいの期間が必要ですか?

卵子凍結プロセスは3週間ほどかかり、体外受精周期の前半に似ているものです:

  • 一時的に、経口避妊薬を1週間から2週間ほど使用いただき、自然なホルモンを抑制します(癌治療を控えていらっしゃる場合など緊急時にはスキップ可)
  • 10日から14日ほど、卵巣を刺激し成熟卵子を育てるためのホルモン注射
ピルもしくはIUD(子宮内避妊具)を使用している場合も、卵子凍結が可能ですか?
ホルモンもしくは銅製のIUDは卵子凍結プロセスの間そのままで問題ありません。 一方、ピルなどその他の避妊方法については、一時的に卵子もしくは胚凍結周期の前にストップいただく必要がありますので、ご相談下さい。
採卵は痛みがありますか?
いいえ。15分ほどの採卵の際には、静脈鎮静法という麻酔を使用しますので、眠っている状態となり痛みは感じません。 生理痛のような痛みや、むくみ、軽度の圧迫感などはよくある副作用です。 これらの不快感を軽減するために、医師は鎮痛剤を処方します。 採卵から24時間経過後は、普段通りの生活が可能です。
卵子はどこでいつまで保管されるのですか?
NatuVitroでは、患者様の卵子、精子そして胚の保管は重大な責任であり、厳重な注意を払いその管理を行っています。 保管されているお部屋は、最先端のセキュリティシステムとセンサーを備えており、年中監視されており、 凍結保存はご希望される間永久に保存が可能です。
凍結卵子の一部もしくはすべてを使用しない場合はどうなるのですか?
ご自身の卵子をお使いにならない場合、卵子を必要としている女性もしくはカップルへ提供することができます。 提供にご興味がある場合には、その可否についてお話しさせていただき、事前にドナーに義務付けられているスクリーニングを実施します。 卵子は使用されるものの、余剰卵子がある場合にもお使いにならない場合と同じオプションがあります。
FertiFreezeの後は?
採卵後1時間から2時間ほどリカバリールームでお休みいただき、医師の了承を得てご帰宅いただけます。 当日はご自宅でお休みいただくことをお勧めしておりますが、採卵から24時間後には通常の生活にお戻りいただけます。
凍結卵子を使用した体外受精の成功率は?
卵子凍結を行ったときの患者様の年齢により異なります。成功率は30%から60%ほどです。
妊娠しない場合にはどうするのですか?
2年以内に妊娠されない場合の、全額返金保証をご用意しております。 こちらの保証の条件を満たされているかどうかについての詳細はお問合せ下さい。
卵子凍結に年齢制限はありますか?
女性が年齢を重ねていくと、卵子の数や質が低下するのはとても自然なことです。 このため、年齢が若いときに卵子凍結をするほど、将来の成功率も高くなります。 成功率は、34歳以下の女性では61%、35歳以上の女性で41%から54%、40歳以上の女性の場合は28%ほどです。

自然周期体外受精

自然周期体外受精とは?
自然周期体外受精は、従来の人工授精より技術が高くマイルドな治療法です。不妊の問題により自然でサステイナブルなアプローチをするため、母子の健康を害することなく、立て続けに治療をしても問題のない方法です。患者様は2つのオプションがあります : 1つ目は卵巣刺激をせず、体外受精のために成熟卵子を1つ採卵する方法、2つ目はわずかな卵巣刺激により最大3つの卵子を採卵する方法です。排卵のタイミングで、シンプルな方法で自然の卵子を採取(麻酔なし)します。採卵された卵子は培養室で精子と受精され、数日の培養を経て同じ周期に子宮へ移植されます。
自然周期体外受精は従来の体外受精より優れたオプションですか?

はい。NatuVitroでは、自然周期もしくは低刺激により卵子の質がよりよい状態になると信じています。
お薬の量が少ないということは、注射の数も少なく、副作用の可能性や診察の回数も減少し、費用を抑えることができます。自然周期もしくは低刺激は、過剰刺激や多胎妊娠のリスクを減少させるだけでなく、患者様の身体的そして精神的なストレスを最低限に抑えることができます。 NatuVitroでは、自然と科学のバランスをとても大切にし、最先端の培養器、顕微鏡そしてトレーニングを受け経験を積んだ技術者により患者様の大切な配偶子を扱います。これらすべてにより、健康な胚が育っていきます。

NatuVitroは、ヨーロッパで初めてEmbryoscope Flex, を導入したクリニックで、当院のラボの最高の培養器です。 この培養器は、体外受精の培養器の世界での最高のスタンダードであると考慮され、自然周期体外受精を含めすべての治療においてこの最高技術が適用されます。

自然周期体外受精に向いているのは?
自然周期体外受精は、38歳*以下の女性に適しており、軽度の不妊があり(ホルモン刺激はしたくないと思っていらっしゃり)、卵巣過剰刺激症候群のリスクが高い、もしくは、ホルモンに敏感な癌を患った経験や、癌がとても多い家系である場合に勧められることが多いです。
自然周期体外受精はどのくらいの時間がかかりますか?
すべてのプロセスは、患者様の月経周期により実施され10日から14日ほど必要です。非侵襲的な治療ですので、注射の回数や血液検査そしてエコーの回数が少なくなる可能性が高いです。これは、患者様にとってストレス減少につながります。
麻酔なしの採卵はとても怖いのですが、痛みはありますか?
いいえ。 高い技術を持つ医師が細い医療器具を使用して行います。 ベルンで行われたリサーチでは、80%の女性が血液検査のようなものと回答されています。 ベルンでは、3,000周期以上実施された患者様の中で、誰も痛みにより治療を中止された方はいらっしゃいませんでした。 所要時間2分ほどの採卵の後、患者様はご帰宅もしくはお仕事へお戻りいただけます。
胚はどこに保管され、どのくらいの期間保管されますか?
自然周期体外受精では、通常新鮮胚移植を行います。胚はご希望の間凍結保存することが可能です。胚や配偶子の保管はとても大切ですので、最先端の技術を駆使した安全なアクセスが保証されているだけでなく、センサーやアラームを備えた空間で、終始監視をし保管されます。
自然周期体外受精のあとは?
ご帰宅されるか、お仕事へお戻りいただいても問題ありません。 移植後のご来院は2週間後、妊娠検査のときになります。
自然周期体外受精の成功率はどのくらいですか?
NatuVitroの自然周期体外受精の移植ごとの成功率は、これまでの体外受精よりも高いものです。卵巣刺激を行う体外受精周期1回の成功率は、自然周期3回分に値するためです。これは、3回の自然周期の治療が必要ということではなく、患者様の年齢が若く健康でいらっしゃる場合、1回目の治療ですぐに妊娠できる可能性があるということです。
治療後妊娠しない場合は、どうするのですか?
3回から4回の治療のあと、治療方針を再考します。治療を続けることで可能性がある場合には続けるご提案をしますし、患者様ごとの状況によりことなります。低刺激での体外受精が次のステップとして勧められる可能性もあります。
自然周期体外受精に年齢制限はありますか?
はい。自然周期体外受精は、通常38歳以下の女性に勧められます。もちろん38歳以上でも優良な健康状態の女性はたくさんいらっしゃいますので、当院の専門医とまずはお話しをさせていただき、患者様ごとに診断をさせていただくことをお勧めします。

低刺激体外受精

低刺激体外受精とは?

低刺激体外受精は、従来の体外受精に代替できる治療法です。当院の低刺激体外受精は、患者様ご自身の卵子を用いる治療の最後のオプションです。 排卵のタイミングで採卵を行い、麻酔の必要はありません。

経験を積んだ培養士が顕微授精(ICSI)を行い、卵子の中に精子を1つ注入します。 EmbryoScope Flex Incubator ®という最先端の培養器の中で、胚盤胞へと成長していきます(受精5日目の胚)。 胚盤胞まで成長した胚は凍結され、患者様の着床の窓とシンクロするタイミングの移植に向けて準備を行います。

低刺激体外受精で新鮮胚移植はできますか?
お勧めしておりません。移植を別周期に行う治療の方が、成功率が高くなります。これは、卵巣刺激により子宮の状態が乱れてしまうためで、子宮が最高の状態で移植に臨んでいただきたいからです。着床の可能性を高めるために、卵巣刺激を行っていない周期で移植をされることをお勧めします。
体外受精のクリニックで、卵子提供を受けるべきだと言われました。NatuVitroはどのように考えますか?
従来のクリニックでは直接卵子提供の治療が勧められる場合であっても、NatuVitroでは、患者様ご自身の卵子での治療のすべてのオプションを検討しサポートさせていただくことを大切にしています。医学的な観点からのアドバイスをさせていただきますが、患者様のご希望もしっかりお伺いします。
低刺激体外受精は、従来の体外受精よりもお勧めですか?

低卵巣予備能の場合の体外受精において、ほとんどの生殖補助医療クリニックは、卵巣予備能が下がるほど強い卵巣刺激をする傾向にあります。 当院ではこの方法に疑問を持っています。 NatuVitroは、自然周期もしくは低刺激の周期では、より質のよい卵子が期待できると信じております。

低刺激体外受精は、卵子提供治療の代わりのオプションというだけでなく、過剰な投薬やこれに関連する副作用を大幅に減少させることにもつながり、心身ともにベストな状態で治療に臨んでいただくことができます。

同時に、自然と医療のバランスを大切にしており、NatuVitroは、最先端の培養器、顕微鏡そして、トレーニングを積んだ専門スタッフにより、患者様の大切な配偶子が健康な胚になる可能性を最大限にしています。 NatuVitroは、ヨーロッパで初めてEmbryoscope Flexを導入したクリニックです。この培養器は業界最高基準のもので、低刺激体外受精を含む、当院のすべての治療において使用されています。

NatuVitroは、ヨーロッパで初めてEmbryoscope Flex, という世界最先端の培養器を培養室に導入しています。 この培養器は、体外受精の培養器の世界での最高のスタンダードであると考慮され、低刺激体外受精を含めすべての治療においてこの最高技術が適用されます。

低刺激体外受精に適しているのは?

18歳から45歳の女性で:

  • 妊娠可能な健康状態
  • 不妊のお悩みに直面していらっしゃり、卵子提供ではなくご自身の卵子で治療をしたい方
  • 低卵巣予備能や、その兆候がある方
  • 子宮内膜症と診断された方
  • 従来の不妊治療で結果が出なかった方
  • 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などホルモン分泌異常がある場合や、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスクが高い方
  • 癌の罹患者もしくは闘病された方
低刺激体外受精はどのくらい時間がかかりますか?

まず大切なのは、低刺激体外受精には5~6か月ほどの期間が必要となることです。 卵巣刺激を行い、採卵を行い、十分な数になるまで保管されるか、卵巣予備能が許す限りこの治療を繰り返します。 各々の卵巣刺激周期は、患者様の月経周期に基づき10日~14日ほど必要です。 従来の体外受精治療に比べて、注射も血液検査もそしてエコーも回数が少なくなります。

麻酔なしで治療をすることは可能ですか?

はい。 はい。採卵は高い技術と経験を持つ医師が、極細の医療器具を使用し行います。 採卵する卵胞は少数ですので、数分で完了します。 患者様ご自身のご希望にて、麻酔の有無などをご決断下さい。

胚はどこにどのくらいの期間保管されますか?
NatuVitroは、患者様のために卵子、精子そして胚を保管することは、非常に大きな責任で最善の配慮が必要だと理解しています。このため当院では、最先端の技術を駆使した安全なアクセスが保証されているだけでなく、センサーやアラームを備えた空間で、24時間終始監視をし保管されます。患者様のご希望を伺い、ご希望の期間大切に保管されます。
低刺激体外受精のあとは?

患者様が麻酔をご希望されるか否かで変わります:

  • 麻酔なしで採卵を行った場合、採卵のあとすぐにご帰宅もしくはお仕事へお戻りいただけます。
  • 麻酔を使用し採卵を行った場合、麻酔から回復していただくために1日お休みが必要です。
低卵巣刺激の成功率はどのくらいですか?

年齢、遺伝的な情報そして卵巣予備能など重要な要因が影響するため、正確な成功率をお伝えすることは難しいのが現実です。 医師との診察において、患者様ごとの成功率についてお話しします。

妊娠するまでにどのくらいの時間がかかりますか?
低刺激体外受精は5カ月~6か月ほどの期間が必要です。 卵巣刺激を行ったあと採卵し、十分な数になるまで卵子を保管します。もしくは卵巣予備能が許す限り刺激周期を繰り返します。
遠方に住んでいる場合、低刺激体外受精のためにバルセロナに滞在をする必要がありますか?
卵巣刺激は、当院の提携クリニックやドクターのもとで、お住まいの地域でお進めいただくことが可能です。採卵時には、バルセロナへお越しいただく必要があり(1泊もしくは2泊)、そのあとは胚移植のタイミングでバルセロナへお越しいただきます。
低刺激体外受精に年齢制限はありますか?
低刺激体外受精は、通常45歳以下の女性に提案される治療法ですが、患者様の健康状態により45歳以上でも提案される場合があります。

自然周期配偶者間卵子提供

配偶者間卵子提供自然周期体外受精とは?

配偶者間卵子提供自然周期体外受精(ROPA)は、配偶者の卵子を用いて受精された胚を移植するものです。

自然周期体外受精 において、遺伝学的な母親となる女性の採卵を行います。その後、卵子を提供者の精子と受精させ、生成された胚をもう1人の女性の子宮へ移植します。 これにより、カップルのお2人が遺伝的にそして感情的に、妊娠出産というプロセスに関わることができます。NatuVitroは、世界でも最初に配偶者間卵子提供自然周期体外受精をご案内しているクリニックです。

配偶者間卵子提供自然周期体外受精は、従来の卵子提供体外受精より優れたオプションですか?

NatuVitroは、世界で初めて自然周期の配偶者間卵子提供の治療をご案内するクリニックの1つです。
当院では、自然周期もしくは低刺激により、卵子の質がより良いものとなると信じています。これは、できるだけお薬や、注射、副作用、ご来院回数などを減らすことで、治療費用の削減にもつながります。自然周期もしくは低刺激では、卵巣過剰刺激症候群の可能性もゼロです。これだけでなく、多胎妊娠の可能性や、これからお母さんになる女性の心身へのストレスも減少することができます。

自然と医学のバランスをとても大切にしており、最先端の培養器、顕微鏡や厳しいトレーニングを受けた専門家により、患者様のデリケートな配偶子が健康な胚になる可能性を、最高の状態にしています。

NatuVitroは、ヨーロッパで初めてEmbryoscope Flex という世界最先端の培養器を培養室に導入しています。 この培養器は、体外受精の培養器の世界での最高のスタンダードであると考慮され、低刺激体外受精を含めすべての治療においてこの最高技術が適用されます。

配偶者間卵子提供自然周期体外受精が適しているのは?
女性同士のカップルで、遺伝学的な母親になる女性が38歳以下で不妊の問題がなく、妊娠出産をする女性は50歳まで治療が可能です。
配偶者間卵子提供自然周期体外受精を受診する場合、結婚している必要がありますか?

ご結婚されているほうがスムーズです。 ご結婚されているカップルで、お子様がスペインで誕生する場合、スペインの法律では、カップルの両者が母親であると認められます。

Iご結婚されていないカップルの場合には、現行のスペイン法ではご出産をされた女性が母親として登記され、遺伝学的な母親となる女性は、養子縁組の手続きをすることにより正式に登記をすることが可能です。 スペインの場合についての解説ですので、それ以外の場合はお住まいの国により異なりますことをご了承ください。

配偶者間卵子提供自然周期体外受精はどのくらいの時間がかかりますか?
治療に必要な時間は、患者様の月経周期によりますが、10日から14日ほどです。 できるだけ少ない注射、血液検査やエコーで治療を進めます。 患者様にできるだけストレスがかからないことも成功のカギとなるからです。
麻酔なしの採卵はとても怖いのですが、痛みはありますか?
いいえ。 高い技術を持つ医師が細い医療器具を使用して行います。 ベルンで行われたリサーチでは、80%の女性が血液検査のようなものと回答されています。 ベルンでは、3,000周期以上実施された患者様の中で、誰も痛みにより治療を中止された方はいらっしゃいませんでした。 所要時間2分ほどの採卵の後、患者様はご帰宅もしくはお仕事へお戻りいただけます。
胚はどこにどのくらいの期間保管されますか?
卵子、精子そして胚を保管することは重大な責任を伴います。 このため、当院では最先端の安全なアクセスのスペースに、センサーやアラームを搭載し常時モニタリングしています。 パートナーもしくはドナーの精液サンプルは、必要な間ずっと保存しておくことが可能です。
配偶者間卵子提供自然周期体外受精のあとは?
ご帰宅されるか、お仕事へお戻りいただいても問題ありません。 移植後のご来院は2週間後、妊娠検査のときになります。
配偶者間卵子提供自然周期体外受精の成功率はどのくらいですか?
NatuVitroにおける配偶者間卵子提供自然周期体外受精の移植ごとの成功率は、これまでの体外受精よりも高いものです。卵巣刺激を行う体外受精周期1回の成功率は、自然周期3回分に値するためです。これは、3回の自然周期の治療が必要ということではなく、患者様の年齢が若く健康でいらっしゃる場合、1回目の治療ですぐに妊娠できる可能性があるということです。
治療後妊娠しない場合は、どうするのですか?
3回から4回の治療のあと、治療方針を再考します。 治療を続けることで可能性がある場合には続けるご提案をしますし、患者様ごとの状況によりことなります。 低刺激での体外受精が次のステップとして勧められる可能性もあります。 もちろんすべての決断において、患者さまのご意見やご希望を伺い進めて治療を進めます。
自然周期配偶者間卵子提供に年齢制限はありますか?
はい。自然周期体外受精は、通常38歳以下の女性に勧められます。 もちろん38歳以上でも心身の健康状態が優良な場合には、可能な治療法です。 当院の専門医とお話しをさせていただき、患者様ごとに診断をさせていただくことをお勧めします。

人工授精

自然周期人工授精とは?
人工授精(AI)は、子宮内受精(IUI)とも呼ばれ、排卵のタイミングで、健康で洗浄済みの精子を直接子宮へ注入する方法です。 この治療法は、性交渉なしに妊娠の可能性を高める方法です。
人工授精は不妊症の治療ですか?
妊娠の可能性が高くなることからも、人工授精は性交渉なしに精子が卵子にアクセスすることができる方法だと考えるのが適切でしょう。
性交渉をしても妊娠しない場合、人工授精が解決法になりますか?

いいえ。 いいえ。もしも週に1回から2回の性交渉がある場合、自然周期体外受精 が適している可能性が高いでしょう。

自然周期人工授精は、従来の刺激をする人工授精の代わりになりますか?
もちろんです。 NatuVitroでは、人工授精の際に刺激のお薬は使用しません。 これにより、多胎妊娠のリスクを減少し、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の可能性をゼロにします。
自然周期人工授精はどのような人に最適な治療法ですか?

自然周期の人工授精は下記のような場合に適しています :

18歳から37歳*の女性で :

  • 妊娠出産ができる身体的なコンディションであること
  • 精子ドナーを希望する場合
  • 精子ドナーが必要なパートナーシップの場合

18歳以上の男性で :

  • 勃起不全や勃起障害がある場合
  • HIVなどの感染症のキャリアで精液洗浄が必要な場合
  • 遺伝性疾患や染色体異常があり、健康な赤ちゃんの誕生のために精子ドナーが必要な場合

カップルで:

  • 長期間離れている生活で、性交渉が難しい状況にある場合
  • 外傷性ストレス障害のような、身体の痛みや心理的な問題により性機能に影響がある場合
自然周期人工授精に必要な時間はどのくらいですか?
当院でのすべての治療は、患者様の身体と月経周期を中心に行われます。 自然周期人工授精にかかる平均的な時間は、10日から14日程度です。
精液洗浄とは?
HIVはHIV陽性の男性の精液の中にあります。 ウィルスの感染を防ぐために、遠心分離機を使用し精液の洗浄を行います。 遠心分離機は高速で精漿から精子を分離させ濃縮します。 洗浄後、精液は2倍純粋な状態となり、HIVを含む、精子以外の不要物を除去します。
人工授精は痛みを伴いますか?
いいえ。 多くの女性が、子宮頸がん検診のようだとお話しされます。 そして、子宮頸がん検診のように、人工授精は、まず子宮頚部が見えるように膣鏡を挿入することからスタートします。 その後、生殖補助医療専門医により、細く柔軟なカテーテルが挿入され濃縮された精液が注入されます。 排卵期には子宮頚部がよりリラックスした状態ですので、カテーテルの挿入及び除去はほぼ無痛です。 すべてのプロセスは数分で完了します。
精液はどこに保管されどのくらいの期間保管されているのですか?
卵子、精子そして胚を保管することは重大な責任を伴います。 このため、当院では最先端の安全なアクセスのスペースに、センサーやアラームを搭載し常時モニタリングしています。 パートナーもしくはドナーの精液サンプルは、必要な間ずっと保存しておくことが可能です。
自然周期人工授精を終えました。 次のステップは?
人工授精の後はすぐにご帰宅いただけます。ご自宅へ、ホテルへそしてお仕事へお戻りいただくことも可能です。 妊娠検査のために2週間後にクリニックへご来院いただきます。
着床までにどのくらいの時間がかかりますか?
着床は、人工授精から6日から12日の間に起こります。 1回目の妊娠検査は通常施術から2週間後に実施されます。
自然周期人工授精の成功率はどのくらいですか?
治療の成功率は患者様の年齢と治療のタイミングに大きく関係しています。 つまり、明確な成功率をご案内することは難しいのですが、患者様ごとの成功率について診察時にドクターがご本人様の医療履歴に基づきお話しさせていただきます。
治療後妊娠しない場合は、どうするのですか?
自然周期人工授精を3回から4回受診いただいても結果が出ない場合、改めてお話しをさせていただき、次のステップについてのオプションをお話しさせていただきます。
自然周期人工授精治療に、年齢制限はありますか?
自然周期人工授精は、通常37歳以下の女性に適した治療法です。 しかし、お1人お1人の健康状態や状況によりことなります。詳細をご希望の場合はお問合せください。 詳細についてお話しする

卵子提供

卵子提供を伴う体外受精とは?

卵子提供を伴う体外受精は、ご自身の卵子で妊娠が難しい女性のために、ドナーの女性が卵子を提供する治療法です。 After the donor has undergone screening, stimulation and egg retrieval, the donor eggs are fertilised via IVF with your partner’s or donor sperm.ドナーは、各種検査を受診し、卵巣刺激及び採卵後、採卵された卵子とパートナーもしくはドナーの精子を用いて体外受精を行います。

経験豊かな胚培養士が、顕微授精(ICSI)により1つの精子を直接卵子へ注入します。 EmbryoScope Flex Incubator ® の保護された環境の中で、胚盤胞(5日目の胚)まで成長を続けます。適切な状態の胚盤胞のみ凍結保存され(ガラス化保存法)、着床の窓に合わせて移植の準備を進めます。患者様の準備が整い次第、子宮への胚移植が行われます。

卵子提供を伴う体外受精の治療のためになぜNatuVitroが選ばれるのですか?

NatuVitroでは、膨大なデータベースの中から、患者様に最適なドナーをお探しします。 身体的特徴(身長、目の色、血液型など)に基づいて、データベースを確認します。 当院でご紹介するドナー全員に、医学的・心理的な厳しいスクリーニングを実施しています。 すべての卵子ドナーは18歳から30歳で、性感染症や遺伝性疾患などがなく健康状態が優良な女性です。

自然と医療のバランスを大切にしており、NatuVitroは、最先端の培養器、顕微鏡そして、トレーニングを積んだ専門スタッフにより、患者様の大切な配偶子が健康な胚になる可能性を最大限にしています。

NatuVitroは、ヨーロッパで初めてEmbryoscope Flex[link to new incubator]を導入したクリニックです。 この培養器は、体外受精の培養器の世界での最高のスタンダードであると考慮され、卵子提供を伴う体外受精を含めすべての治療においてこの最高技術が適用されます。

卵子提供と伴う体外受精に適しているのは?

18歳から50歳の女性で :

  • 妊娠可能な身体状態であること
  • 年齢により妊娠が難しい方
  • 若年性卵巣機能不全のある方
  • 染色体異常や遺伝性疾患のキャリアであるため、健康な赤ちゃんの誕生にドナーが必要な方
  • 放射線療法、化学療法をされた方もしくは、卵巣を摘出された方
  • 低卵巣予備能と診断された方
  • 子宮内膜症と診断された方
  • これまでの体外受精周期にて、卵子や胚の質がよくないことが続いている場合
  • 従来の生殖補助医療で結果が出ていない場合
卵子ドナーを選ぶことはできますか?
スペインではドナーを選ぶことができませんが、NatuVitroでは、膨大なデータベースをもとに、医学的、心理的そして法的に適切なドナーさんをお探しします。 患者様の、身体的特徴にマッチする最適なドナーさんをお1人お1人お探しします。
卵子ドナーが受診するスクリーニングの内容は?
当院ではとても厳格なスクリーニングのプロセスを設けております。 ドナー候補者は、当院の専門チームにより確認される問診票を詳細に渡り記入します。 その後、コーディネーター、生殖内分泌専門医、臨床心理士そして遺伝学専門医にとの面談があります。

生殖内分泌専門医は医学的な項目を、そして、臨床心理士が心理的な項目をスクリーニングします。 公認の遺伝学専門医により、家族の医療履歴、出生時の異常や遺伝性疾患について詳細の質問がされます。

ドナー候補者は、内診、細胞診、各種血液検査やHIV・B型及びC型肝炎、淋病やクラミジアなどの感染を確認する検査を受診します。 I併せて、血液型、嚢胞性線維症、ヘモグロビンに関係する遺伝性異常の鎌状赤血球貧血やサラセミアなどの検査も受診します。

卵子提供を伴う体外受精にはどのくらいの時間がかかりますか?
とてもシンプルで短期間で治療が完了します。 パートナーの採精、書類の準備そして必要検査の実施のためにまず1日ご来院いただきます。 次のご来院は胚移植のタイミングです。 すべてのスケジュールは患者様のご希望に合わせてコーディネートされます。
胚移植は痛いですか?
移植は子宮頸がん検査のような感じです。 患者様によっては、膣鏡が挿入されている状態を心地悪いと感じる場合があったり、スムーズな移植のために、膀胱がいっぱいの状態でご来院いただくことをお願いしておりますため、この状態を心地悪いと感じる方もいらっしゃいます。 移植そのものはすぐに完了し、完了後は速やかにお手洗いへ行くことが可能です。
胚はどこにどのくらいの期間保管されますか?

NatuVitroは、患者様のために卵子、精子そして胚を保管することは、非常に大きな責任で最善の配慮が必要だと理解しています。 このため当院では、最先端の技術を駆使した安全なアクセスが保証されているだけでなく、センサーやアラームを備えた空間で、24時間終始監視をし保管されます。患者様のご希望を伺い、ご希望の期間大切に保管されます。

卵子提供を伴う体外外受精のあとは?
移植後はすぐにご帰宅もしくはお仕事へお戻りいただけます。 移植から2週間後に妊娠検査を受診いただきます。
卵子提供を伴う体外受精の成功率はどのくらいですか?
卵子提供を伴う体外受精は、生殖補助医療治療の中でもっとも効果的な治療法です。 1回目のチャレンジで妊娠の願いが叶うことはとてもよくあることです。
治療後妊娠しない場合は、どうするのですか?
当院では、治療をスタートされてから2年以内に妊娠されない場合には全額返金させていただく、妊娠保証のプランをご用意しております。 このプランの対象となるかについて確認をご希望される場合には、お問合せくださいませ。
バルセロナ以外に住んでいる場合、卵子提供を伴う体外受精のために、どのくらいバルセロナに滞在する必要がありますか?
お住まいの地域のドクターと協力しながら、子宮内膜準備そしてエコーや血液検査を受診いただきます。 バルセロナへお越しいただくのは、それぞれ2回のみで、1回目は初診と採精のために、2回目は胚移植のためで、それぞれ1泊か2泊でお済ませいただけます。
卵子提供を受けるのに年齢制限はありますか?
はい。卵子提供を伴う体外受精は、50歳以下の女性に勧められております。 しかし、健康状態が優良な女性の場合には、50歳以上でも治療をすることが可能です。 詳細は直接お問合せ下さい。

適切な治療方法は?

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